初心者でもわかる!道路使用許可申請の基本的な流れと必要書類チェックリスト

「道路使用許可」の申請は、建設工事、イベント開催、大規模な引っ越しなど、道路を使う事業を行う上で避けて通れません。しかし、警察署への申請手続きは専門的な書類が多く、初めての方にとっては「どこから手をつけていいか分からない」と不安になるかもしれません。
ご安心ください。この記事では、道路使用許可申請を成功させるために必要な5つのステップと、提出必須のチェックリストを、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。
このロードマップに従って進めれば、申請漏れや手続きのやり直しを防ぎ、あなたの事業計画をスムーズに進めることができます。

1. 道路使用許可申請の基本的な流れ(5ステップ)

道路使用許可の申請は、所轄の警察署の交通課窓口で行います。許可が下りるまでのプロセスを、ステップごとに見ていきましょう。

STEP 1:計画の確定と所轄警察署の確認

まず、「いつ」「どこで」「どのような行為」を行うかを確定させます。

  • 申請場所の確認: 申請が必要な道路を管轄している警察署を特定します。複数の警察署の管轄にまたがる場合は、いずれか一か所の警察署に申請すれば良いとされていますが、事前に確認が必要です。
  • 道路占用許可の有無確認: 足場や仮囲いなど、道路に継続的に残る施設を設置する場合は、道路使用許可と同時に道路占用許可(道路管理者:市役所など)も必要になります。この段階で両方の申請が必要か判断します。

STEP 2:警察署への「事前相談」

いきなり書類を作成するのではなく、まずは計画案を持って所轄警察署の交通課に事前相談に行きましょう。

  • 目的: 計画が道路交通法上の許可基準を満たしているか、交通規制の規模や方法が適切かを確認してもらうためです。
  • メリット: この段階で警察官から指導を受けることで、書類作成の方向性が定まり、後の審査が格段にスムーズになります。

STEP 3:必要書類の作成・準備

事前相談で得た情報に基づき、申請書本体と添付書類を作成します。最も時間と専門知識を要するのが、後述する「交通規制図」の作成です。

  • 申請書は、各都道府県警察のホームページからダウンロードできます。
  • 書類は、通常2部または3部(警察署控、申請者控など)作成し、提出します。

STEP 4:申請書の提出と審査

作成した書類一式を所轄の警察署の窓口に提出します。

  • 書類に不備がなければ、受理され、警察内部で審査が開始されます。
  • 審査期間は地域や計画の規模にもよりますが、概ね3日〜1週間程度(大規模なものはさらに長くかかる)を目安としてください。
  • 審査中に、申請内容について警察から問い合わせが入ることもあります。

STEP 5:許可証の受領と手数料の納付

審査が完了し、許可が決定すると、警察署から連絡が入ります。

  • 手数料の納付: 許可証を受け取る際に、所定の手数料(各都道府県で異なる)を支払います(証紙や納付書による)。
  • 許可証の保管: 交付された道路使用許可証は、現場での作業中、携帯が義務付けられています。

2. 申請前に準備すべき必要書類チェックリスト

以下の書類は、道路使用許可申請に際して必須となるものです。特に計画書類は審査の鍵となります。

カテゴリ書類名備考(特に注意すべき点)
必須書類1. 道路使用許可申請書氏名・住所、使用の目的、方法、期間などを記載。
2. 道路使用場所の付近見取り図申請場所周辺の地図(住宅地図、広域地図など)。道路の名称や目標物を記載。
3. 申請場所の現況図・写真申請場所の現在の状況がわかる写真や略図。
計画書類4. 道路使用の方法を記載した書類(交通規制図最も重要。 規制看板やバリケードの位置、交通誘導員の配置場所、作業車の停止位置、歩行者通路などを正確に記載
5. 工程表・日程表申請期間中の具体的な作業内容、作業時間、雨天時の対応などを記載。
その他の書類6. 道路占用許可書(写)道路占用許可が同時に必要な場合のみ提出。
7. 委任状行政書士などの代理人が申請する場合に必要。
8. 道路管理者との協議書(写)道路管理者との調整が必要な場合。

3. つまずきやすいポイント解説とスムーズな申請のコツ

許可申請でよく見られる「つまずき」を事前に把握しておけば、手戻りを最小限に抑えられます。

つまずきポイント1:事前相談を怠る

自己判断で作成した書類は、警察の基準を満たしていないことが多く、書類修正で時間を浪費しがちです。必ず計画段階で警察署に相談し、指導を受けてから本格的な書類作成に入りましょう。

つまずきポイント2:「交通規制図」の記載不備

警察署が最も重視するのは、交通の安全対策です。交通規制図は、単なる略図ではなく、以下の点を明確に示す必要があります。

  • 規制対象の道路・車線、規制時間。
  • カラーコーン、バリケード、規制看板の種類と設置間隔
  • 交通整理員(ガードマン)の配置人数と位置、誘導方法

この図面に不備があると、許可が遅れる、または下りない最大の原因になります。

つまずきポイント3:申請期間の読み間違い

「明日から作業したい」という急な申請は、原則として受け付けてもらえません。作業開始予定日から逆算して、少なくとも10日〜2週間の余裕を持って申請準備を開始することが、スムーズな許可取得の絶対条件です。

4. まとめ

道路使用許可申請は、単なる紙切れの提出ではなく、「交通の安全」という公共の責務を果たすための重要な手続きです。
特に建設業者様やイベント主催者様にとって、交通規制図の作成や警察署との複雑な協議は、大きな負担と時間的コストになります。

行政書士にご依頼いただく最大のメリット

  • 時間の節約: 複雑で専門的な交通規制図の作成を代行します。
  • 確実性の確保: 警察との綿密な事前協議を代行し、計画通りに許可が下りるようサポートします。
  • ワンストップ対応: 道路使用許可だけでなく、必要な場合の道路占用許可も同時に手続き可能です。

「本業に集中したい」「確実に期日までに許可を取得したい」とお考えであれば、道路使用許可手続きの専門家である当事務所にお任せください。初回無料相談も受け付けておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。

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