道路使用許可申請を自分でやるのが難しいと感じる人へのアドバイス

道路使用許可の申請は、一見すると単なる行政手続きのように見えますが、実際に書類を作成し、警察署の窓口へ相談に行くと、「予想以上に難しい」「何度やっても修正を求められる」と挫折してしまう方が多くいらっしゃいます。
特に、建設工事や大規模イベントなど、交通への影響が大きい案件では、申請の難易度は格段に上がります。
もしあなたが今、「自分で申請するのは難しい」と感じているならば、それはあなたの能力が低いわけではありません。むしろ、あなたが直面している行政手続きの難易度が極めて高いからです。
この記事では、道路使用許可申請が「難しい」と感じる本当の理由を明確にし、自分でやることが困難だと感じた場合の賢明な選択肢について行政書士がアドバイスします。

1. なぜ道路使用許可申請は「難しい」のか?

道路使用許可申請が、他の許認可手続きと比べて特に難しいと感じられる理由は、以下の4点に集約されます。

理由1:求められる書類の「専門性」

単なる住所や氏名の記入だけでは済みません。警察が求めるのは、交通工学的な知識に基づいた専門性の高い書類です。

  • 交通規制図: 道路標識の種類(規格)、規制区間の距離、車線の幅員など、細部にわたる正確な寸法が求められます。
  • 交通整理員配置計画: 警察の指導基準に基づき、警備員をどこに何人配置し、どのような役割を担わせるかという、安全管理の専門的な設計が必要です。

理由2:審査基準の「曖昧さ」と地域性

道路交通法は「交通の安全と円滑を図るため」と定めていますが、その具体的な基準は抽象的です。

  • 地域ごとの慣習: 申請場所が幹線道路沿いか、生活道路か、また警察署の交通量に対する考え方によって、審査の「さじ加減」が大きく異なります。
  • 対話の難しさ: 警察の担当者が「安全が確保できていない」と感じても、その理由を具体的に専門用語なしで説明してくれない場合、申請者は何を修正すべきかわからず立ち往生してしまいます。

理由3:他機関との「連携」が必須

特に建設工事では、道路使用許可(警察)だけでなく、道路占用許可(道路管理者:市役所や県庁)も同時に必要になります。

  • 二重申請の手間: 異なる行政機関へ、異なる書類を作成し、別々に協議を進める手間がかかります。
  • 調整不足のリスク: 片方の許可が遅れると、もう一方の審査もストップしてしまうリスクがあります。

理由4:失敗時の「コスト」が甚大

書類の不備で却下された場合、単に申請手数料(数千円)が無駄になるだけではありません。

  • 工期遅延による賠償: 許可が遅れたことで工事が開始できず、契約先のクライアントに違約金や賠償金を支払う事態に発展するリスクがあります。
  • 信用失墜: 法令遵守ができない企業と見なされ、今後の事業継続に悪影響が出ます。

2. 自分でやるのが「困難」だと感じた際の賢い選択肢

もしあなたが、書類作成の複雑さ、警察との協議、工期遅延のリスクの大きさに「自分でやるのは難しい」と感じたのであれば、それはプロに任せるべきタイミングであるというサインです。

賢い選択肢:行政書士への依頼

道路使用許可の申請代行は、行政書士の専門業務です。特に、却下リスクの高い案件、緊急を要する案件においては、行政書士への依頼が最も確実で賢明な選択肢となります。

3. 行政書士に依頼する「3つの決定的なメリット」

行政書士に依頼することで、事業者は以下の3つの決定的なメリットを得て、本業に集中できます。

メリット1:時間とコストの節約

行政書士は、警察の基準を熟知しているため、一度で許可を取得することができます。

  • 本業への集中: 書類作成や警察との協議にかかる数十時間を、本来の業務に充てられます。
  • 遅延コストの回避: 却下や差し戻しによる工期遅延という、最も高額な損失(人件費、賠償金)を根本的に回避できます。

メリット2:警察とのスムーズな交渉と調整

行政書士は、申請者を代弁して、警察の担当者と合理的かつ専門的な言葉で協議を進めます。

  • 信頼関係の構築: 専門家が作成した図面や書類は信頼性が高く、審査がスムーズに進みます。
  • リスクの事前排除: 事前協議の段階で、警察が懸念する点を事前に聞き出し、申請前に計画を修正します。

メリット3:複雑な二重調整をワンストップで完了

道路占用許可(役所)が必要な場合、警察と役所の両方への申請・調整を一括で引き受けます。

  • 窓口の一本化: 申請者は、警察と役所の窓口を別々に回る必要がなくなり、行政書士とのやり取りだけで手続きが完了します。

4. まとめ

道路使用許可申請は、事業の安全と、法令遵守を証明する重要な手続きです。却下リスクの高い申請に、貴重な時間と労力を費やし、事業全体を危険に晒す必要はありません。
もしあなたが「難しい」と感じたなら、それは「プロに任せるべき高難度な案件」であるサインです。
当行政書士事務所は、複雑な交通規制図の作成、警察との事前協議、そして道路占用許可との同時申請を得意としています。あなたの事業を無許可リスクから守り、計画通りに進めるために、ぜひ一度ご相談ください。

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