許可取得までの期間はどれくらい?遅延を防ぐための申請のコツ
道路使用許可の取得期間は、建設業者様やイベント主催者様にとって、「いつから作業を開始できるか」という事業計画の生命線に関わる重要な情報です。
申請から許可証の交付までにかかる期間は、法令で明確に定められていませんが、地域の慣行や案件の複雑性によって大きく変動します。特に、急な変更や不備によって許可が遅延すると、工期遅延や多額の損害につながりかねません。
この記事では、道路使用許可の取得にかかる標準的な期間の目安と、許可取得の遅延を防ぎ、最短で許可を得るための具体的な申請のコツを行政書士が解説します。
1. 許可取得までの標準的な期間
申請書が警察署に提出され、正式に受理された後の審査期間の目安は以下の通りです。
標準的な審査期間:3日∼7日間程度(土日祝日を除く)
この期間は、警察署の交通課内で、書類審査、現場の状況確認、交通規制担当部署との調整が行われるために必要な時間です。案件の複雑さによっては、この標準期間を大きく超える場合があります。
期間が変動する主な要因
- 案件の複雑性:
- 大規模な規制: 幹線道路での規制や、長距離のマラソン・パレードなど、交通への影響が大きい案件ほど、警察内部での調整に時間がかかります。
- 警察署の混雑状況:
- 繁忙期: 年度末(3月)や大型イベントが集中する時期は、警察署の交通課の業務が集中し、審査が遅延しやすい傾向があります。
- 管轄の数:
- 複数管轄: 道路使用場所が複数の警察署の管轄にまたがる場合、関係する警察署間での協議が必要となり、期間が長くなります。
2. 許可取得を遅らせる最大の落とし穴
多くの場合、許可取得が遅延する原因は、警察の審査期間の長さではなく、申請者側による「書類の不備」や「事前調整の不足」にあります。
| 遅延の原因 | 具体的な問題点と遅延への影響 |
| 原因1:交通規制図の不備 | 規制標識の設置基準違反、歩行者通路の幅員不足など、安全に関わる図面の修正が求められる。修正・再提出に時間がかかる。 |
| 原因2:道路管理者との協議不足 | 道路占用許可が必要な場合、役所との協議が完了していないと、警察は審査を保留する(二重許可の問題)。 |
| 原因3:周辺住民・関係者への説明不足 | 申請後に住民から苦情が寄せられた場合、警察は申請者に「住民合意の形成」を求め、審査が一時停止する。 |
| 原因4:申請タイミングの遅れ | 作業開始日まで3日しかないなど、警察の標準審査期間を無視した申請。緊急対応は困難。 |
| 原因5:申請理由の合理性の欠如 | 露店営業などで「恒常的な利用」を計画している場合、計画自体の見直しを求められ、大幅に遅延する。 |
3. 許可取得期間を短縮するための申請のコツ(重要)
遅延を防ぎ、最短で許可を取得するためには、以下の4つのコツを徹底することが不可欠です。
コツ1:「事前協議」を徹底する
申請書を作成し、手数料を納付する前に、必ず所轄警察署の交通課に連絡を取り、図面案を持って相談に行くことが重要です。
- メリット: 事前に警察の指導(この道路では規制時間をもっと短くすべき、誘導員はこの位置に増員すべきなど)を受けることで、書類の差し戻しをゼロにできます。
- 鉄則: 事前協議なく完璧な図面を作成することは、ほとんど不可能です。必ず警察へ事前相談をしましょう。
コツ2:二重許可の「同時並行」を進める
道路占用許可(役所)が必要な工事の場合、警察署への道路使用許可申請と、道路管理者への道路占用許可申請を必ず同時並行で進めます。
警察は、道路管理者との協議状況を把握しています。片方だけが進んでいる状態では、審査を完了できません。
コツ3:デジタルな図面作成と迅速な対応
手書きの図面は修正に時間がかかり、正確性にも欠けます。
- 対策: CADソフト等で作成された正確な図面を提出し、警察から修正の指示が入った場合、即日〜翌日中に修正版を提出できる体制を整えましょう。迅速な対応は、警察との信頼関係構築にもつながります。
コツ4:余裕をもった申請スケジュール
遅延リスクを排除するため、標準審査期間(3〜7日)に加えて、事前協議の時間(3〜7日)と、書類修正の時間(数日)を必ずスケジュールに組み込みます。
- 理想的なスケジュール: 作業開始日の2週間以上前には、申請書類一式が完成している状態を目指しましょう。
4. まとめ
道路使用許可の取得期間は、標準で3〜7日ですが、その期間を確実に守るためには、申請前の準備と事前協議の徹底がすべてです。書類の不備や調整不足による遅延は、事業計画全体に悪影響を及ぼします。
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当行政書士事務所は、道路使用許可申請のプロフェッショナルとして、遅延リスクをゼロにし、最短で許可を取得できるようサポートいたします。
- 最短での許可取得: 警察の審査基準に基づいた完璧な図面と書類を作成し、書類の差し戻しを回避します。
- 一括代行: 警察署と道路管理者(役所)の両方への煩雑な協議・申請手続きをワンストップで代行します。
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